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「国民総カラオケ社会」の実現性

「国民総カラオケ社会」の実現を、当協会が担うところは次の3項目を実行し、高齢者のライフスタイルを変えることです

①日本人の平均寿命と健康寿命の差は男女共約10年間、人生の終末は10年間を要介護で過ごすことです。この間は、家族に負担を強いることになる事実を周知し、健康寿命延伸の重要性を訴える。

②カラオケが、高齢者の健康維持に最適であることを検証すること。

③健康寿命延伸に有効なノウハウで営業する「カラオケハウス」を、高齢者居住の近辺に設けること。

現在、カラオケを趣味・娯楽として日常的に楽しんでいる高齢者の数は、驚くほど少ないという現実があります。
特に、高齢女性の数は男性の10分の1程度です。これには理由があります。
日本には、スナックもそうですが娯楽の場というのは、男性を中心に考えられたものばかりで、女性のための娯楽の場は、歴史的にもほとんどない状況が続いたことで、遊びに慣れてない女性にとって、カラオケを気楽に楽しめる女性が少ないと考えられます。このことは、健康寿命の男女年齢の差に反映されています。
平均寿命の男女の差は6年あるのですが、健康寿命の男女の差は2年しかなく、つまり、女性の方が健康寿命は早く尽きるということです。日頃、男性が女性より遥かにカラオケを楽しんできたからと思える事象です。これは、カラオケが健康寿命延伸に有効であると検証されていると思います。

一般社団法人・全国カラオケ事業者協会から、公表されている2013年の日本のカラオケ参加者数は、4710万人です。しかし、カラオケが健康寿命延伸につながるのは、日常的に楽しむことが必要で、参加者数の1割程度の約500万人の方は、健康寿命が平均より伸びると当協会では推量しています。
「国民総カラオケ社会」の実現の目安は、 高齢者の人口の3割以上の1500万人以上が、カラオケを日常的に楽しむ愛好家になることです。